健康な歯ぐきの状態について写真で詳しく説明しています。健康な歯ぐきの維持には、定期的なメンテナンスが欠かせません。
目次
健康な状態とは
歯は骨によって支えられています。骨は歯肉で覆われているので、見た目には歯と歯肉しか見えません。そして、歯と歯肉の間には溝(歯肉溝)があります。その深さはお口の中の健康を診るうえで、大変重要なものになってきます。健康な状態ならば、溝の深さは 3ミリ以内が目安となります
歯冠
エナメル質という非常に固いもので覆われている歯の頭の部分。透明な白色をしている。
歯肉
骨を覆っているお肉の部分。一般的には歯茎ともいわれ、正常な時は、ピンク色をしている。
歯根
歯の根の部分。うすい黄色をしている。
骨
歯槽骨と呼ばれ、歯を支えている一番大事な部分。
健康な歯ぐきの写真
20代の患者さんの例
歯肉は淡いピンク色をしていて、歯と歯の間の歯肉の形はきれいな三角形をしています。歯と歯肉の境目や歯と歯の間にはプラークがなく、歯磨き(プラークコントロール)が非常に良いので、6 ヶ月毎のメインテナンスを行っています。
30代の患者さんの例
40代の患者さんの例
50代の患者さんの例
60代の患者さんの例
上の前歯の歯肉は多少隙間が空いているものの、歯肉は淡いピンク色をしており引き締まっています。プラークも付いていなく、10年間メインテナンスに来院されており、健康なお口の中を保っています。3 ヶ月毎のメインテナンスを行っています。